たまりば

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前回のイベントの反省と得たもの

2010年03月03日

こんばんわ。

この投稿は、前回のイベントについてのレポートをしたいと思います。


記載日:2010年3月3日 記載場所:自宅兼工房にて

記録の出典:ヒラジの記憶 記載者:ヒラジ


〈類型的行動〉 『にょけ』の楽曲演奏と物語の朗読のイベント

〈状況〉 2月27日(土) 会場入場10:00、開演13:00〜14:00

〈主体〉 ヒラジ、ちぃ(主催側) 三角さん(スペシャルサンクス) お客さん

〈対象〉 お子様連れのお母さん 家族参加の方 友人

〈手段方法〉 物語の読み聞かせ ラフなどの展示 アカペラ トーク

〈目的〉 『にょけ』の世界観を知ってもらう 楽曲の発表

〈結果〉 様々なフィードバック


上記は、初期発想法(KJ法)の野外科学からのアプローチです。

あくまでレポート(記録表)的なものです。



〈結果〉の〔様々なフィードバック〕について。


まず、準備段階での記録です。

・当初は他のイベントに参加する立場だったが、途中で主催者になった

・その事により、演目が決まったのは約1ヶ月前くらい

・当初はヒラジの音楽メインで考えていた

・曲目の変更が1ヶ月くらい前であり、準備期間は3ヶ月あったが、実質正味1ヶ月

・当初に予定していたよりも、楽曲の制作期間がずれこみ、アカペラとギターの伴奏のみに


・様々な資料を掘り返して、展示用に探したことで、結果的に約4年分の資料をチェック

・そこから、アニメーション制作にどのくらいまで向かえる状態かを確認し、自信をつける

・また、以前に物語が仕上がった時点で、選考からもれていた『ちゅけとまほうのくさ』が、

思った以上にストーリーが練られていたことに気がつく


・当日までの準備は、日程が押せ押せ。多少無理があった

・他のイベントやその他の作業も同時並行的に進行


・イベント前日まで楽曲の制作で課題があり、当日までの練習不足が起きた

・楽曲制作の方法論は、現在でも模索中


・絵の面では、かなり手応えを感じた部分も多く、色彩面での課題が次のハードル

・コンテの質は、この数年でかなり向上してきていた


次は当日のフィードバック

・お客さんとの距離が近すぎると、歌うことに集中するまでの時間がかかった

・3m前後の距離がある方が歌いやすいことに気がつく


・お客さんとの関係を和ませるときは、もっと近づく必要があると感じた

・また始めて会う方同士の距離感には、もう少し配慮が必要と思われた


・お茶の淹れ方がまずかった。もっと低温で抽出することなど

・室温について、お客さんから話を伺うことを忘れていた


・ギターのチューニングが安定せず、1/8くらいのズレが2弦におき、ギターが使用できなかった

・音のズレに関係なく、演目は最後まで演奏しても良かったのではないか

・思っていたよりも、些細な音やリズムのズレで気が散ることがわかり、

次回からはボーカルに専念する必要があると感じた

・事前に会場をチェックした時と演目が違ったことから、音源の位置を設定するのが大変だった


・原画は白地に黒で書かれている、鉛筆画が多かったことから、読みにくかった

・やや詰め込み過ぎの感もあり。大判で見せる方が向いていたように感じた


・会場の密閉度を考えると、小さなお子さんを連れている方には、気を使わさせてしまった

・料金の徴収は、一番最初に一括で行う必要があった

・会場を出る直前で回収を行わなければならないケースは、今後はなくしたい不手際


その後のフィードバックです。

・今回はウェブでのプロモーションに力を入れたが、クチコミを起こす、技術力で勝負した方が、

自分たちの場合には、結果として集客にもつながるのではないか

・音楽の要素は、そこまで全面に出す必要はないのではないか。

大人は何かを一つ学んで帰れて、子どもは楽しかったという思い出が大事では



【総評】

今回は、地縁、友人の繋がりでなんとか足を運んで頂いたが、

次回からは、より厳しい条件下で活動を展開する可能性も高く、

一度切りの出会いを継続性のあるものに繋げる、正確性を高めるため、

技術勝負の姿勢に切り替えていって良いものと思われた。


むしろ、その技術、実力の面が安定した上で、

お客さんとのコミュニケーションや信頼関係を築く余力がある方が、

自分たちも息切れをせずに、最も重要な点に集中できるし、

その次の可能性も広がると思われた。


またウェブでのプロモーションは、どちらかといえば、

信頼関係を築くことに重点を置くことが効果的であり、

その方が自分たちも安心して活動を楽しめ、

また一個人としての生活も充実する感覚が強かったので、

次回からは、今回のようなプロモーション重視のアプローチではなく、

技術や生産性の向上を前提にしたアプローチをしていきたいと感じた。


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ツイッターなどでのコミュニケーションのある告知や、

ブログなどでの写真、絵、音楽などのコンテンツがある状態が、

一番、見て下さった方からの反響もあったので、

かなり安心して、今後は制作が出来るのではないかと感じられました。


コツコツと作り、こまめにウェブにアップしていけば、

例えお互いに住む場所が遠く、イベントに来ることは難しくても、

様々な形で信頼関係を築いたり、時には仕事の以来を頂くこともあると知り、

私たちとしては、かなりたくさんの励みを頂いた想いです。


特別、プロモーションを意識しなくても、

自然な形でウェブを使い、楽しんでいけば、

活動の質と量に見合った形で、耳目を引いたり、お声かけを頂けることが、

今回のイベントでの最大の収穫だったかもしれません。


次のイベントには、さらに集中力を増して挑みたいと思います。

何卒、応援を宜しくお願い致します。


--
ヒラジ


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    Posted by chiyro at 23:14│Comments(0)制作日記*
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